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名古屋トライアングル project

街に仕組まれた幾何学構造・潜在力から、名古屋のまちづくりを思考する私論ブログ

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Kashiwa★da

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2007.10
06
それにしても、詰めの甘いままに発表した構想だったようだ。

 - そもそもは、 ○ 中日新聞をスキャン 中日朝刊-H19/08/31
・・・ 市の担当者は車線を狭めることによる問題点について説明。トラックの荷さばきについては、広小路と交差する南北道路に荷さばき場所を設ける▽路肩を幅二・五メートルと広くして、バスが停車時に後続の車が追い越せるようなスペースを造ったり、自転車が路肩を走れるようにする▽別の道へ迂回(うかい)を促す看板を設置するなどして混雑を緩和する-などと述べた。

 参加者の「現状でも混雑している道路がさらにこむのではないか」という質問に対して、市は「調査で広小路や周辺の道路はおおむね混雑しないという結果を得た」と報告。

 「金融機関が並ぶ広小路通がにぎわうのか」という質問には「歩道を広げることで沿道に魅力的な店舗ができることを期待している」と答えた。
・・・
※ 中日新聞記事より抜出、太字は加筆

○ 中日新聞:広小路通の歩道拡幅賛成ですか?
中日新聞をスキャン 中日朝刊-H19/09/08
・・・  結果は賛成六十一人、反対三十九人。年齢や男女、地上と地下での差はほとんどなかった。計画を知らない人は約四割で、若い人に目立った。
・・・
 市は、地元の住民や商店、事業所を対象に説明会を既に開催。「一定の理解が得られた」として都市計画案を作成し、来夏以降に着工する予定。道路や水路など総工費は二十億円前後の見込み。

※ 中日新聞記事より抜出、太字は加筆

○ 中日新聞:名古屋市民参加の機会も 広小路ルネサンス構想
中日新聞をスキャン 中日朝刊-H19/09/21
・・・
■「なぜ広小路なのか」突き詰めよう
・・・ 市は昭和三十年代、人々がそぞろ歩いた「広ブラ」の復活を掲げ、緑やせせらぎ、オープンカフェのある歩いて楽しいまちづくりを進めるという。しかし、緑やオープンカフェなら近くの久屋大通にもある。

 あえて車道を狭める不便を強いて、金融機関が立ち並ぶ通りを飲食や店舗に大転換させなければならないことを広く市民に納得させるには、「なぜ広小路なのか」を市はもっととことん突き詰めるべきだろう。
・・・
※ 中日新聞記事より抜出

○ 中日新聞:愛知県警指摘 4つの問題点 (※Web 記事見当らず)中日新聞をスキャン 中日朝刊-H19/09/22
・・・ 県警が指摘した問題点は、渋滞、自転車の通行、荷さばき、災害時の対応の四点。・・・これまで広小路通を通行していた車両が、平行する桜通や錦通に流入して渋滞を引き起こすこと以外に、名古屋市の東西を貫く唯一の幹線道路の縮小で、市内全体の交通の流れが変化、様々な場所で渋滞が発生する事を懸念している。

 歩道上を自転車が走れなくルールについては「そのルールは守れるのか。あるいは誰がそのルールを守らせるのか」「車道を走るなら安全を確保できるのか」と危惧。道路に荷さばき所を設けない点についても、周辺道路に負担がかかり現実的ではないと指摘した。

 広小路通は災害時に物資を運ぶ車両を優先的に通す災害対策基本法の指定対象路線。「片側一車線で機能を果たせるのか」とも指摘した。歩道から建物までの距離ができることから、高層火災の際、はしご車が届くかどうかの検討なども必要だとしている。

 県警内部では「市営地下鉄の終電が午前零時すぎまでしかない名古屋は車社会。現状ではそれに逆行しかねない計画」との声もあり、・・・

※ 中日新聞記事より抜出、太字は加筆

○ 中日新聞:「荷さばき所設置を」トラック協会など要望 (※Web 記事見当らず)
中日新聞をスキャン 中日朝刊-H19/10/05
・・・
 県トラック協会の小笠原会長は・・・広小路通沿いでの運送業者の荷さばきを認めないという市の方針に対し、交差点と交差点の間の約百㍍ごとに荷さばき所を車道の両側に設ける必要があるとし、・・・
・・・ 「計画には反対していないが、広小路では、書籍やはがきなどビルへの配送が増えており、近くに荷さばき所がないと配達ができなくなる」と訴えた。
・・・
 名古屋タクシー協会は・・・、計画の撤回を求める要望書を市長あてに提出。与党四会派には「交通渋滞を招きかねない」「弱者に対する配慮が不足している」として、計画に慎重に対応することを求める請願に賛同するよう求めている。・・・
・・・
※ 中日新聞記事より抜出、太字は加筆


・・・・・・
・・・・・・

この構想を、今の広小路の性格そのままにして、
「歩道拡幅、車道縮小」の量的変更だけの構想と考えると、これは失敗である。
誤解を恐れず言ってしまえば
広小路を広場にする
位の覚悟がなければ面白味は無い。
 - この時、最初に提示されていた「せせらぎ構想」自体は
 - 単に広場を形造る一要素という位置付けで主たるテーマではない。

何れにしろこの様な 計画案を検証するには
新聞紙面に載っていたような模式図程度では「???」であって、
諸問題をクリアするためにも 詳細な図面提示が必至 である。
 - 例えば 「 双方向片側一車線 」 のような構造的無理を抱え込むよりも、
 - 「 一方通行2車線 」( おそらく栄→伏見の向き )
 - と割り切った方が綺麗な解を導き出せそうな気がしないでもない。


ところで、県トラック協会の言い分は尤もである。
 - 血管の中の血液は、なるべくサラサラ流れて欲しいものである。
 - 「建物⇔道路」の関係は、万国共通だ。

一方、名古屋タクシー協会 の「弱者に対する配慮が不足している」は、
記事中に細かな説明がないのでその真意がわからない。
 - 元来「街の中を歩いて移動する」ことと「タクシー」は、
 - 互助的にお互いが補完しあうものではないのか?

そして特に 愛知県警 が指摘している問題点等は、
考察すべき要素として流石に整理されているように思えるので、
これらを反映させた詳細な道路図面を見てみたい気になる。
 - 個人的に面白く思えたのは、
 - 広小路の「名古屋市の東西を貫く唯一の幹線道路」の特性認識の指摘。
 - ただこれも「パーク&ライド」のような考え方をも視野に入れれば
 - 斬新なコンセプトなりアイデアなりが生まれてくる事があるやもで・・・。
 - 
 - 「災害対策基本法の指定対象路線
 - これはどのような基準で選定されているのか不勉強なのだが、
 - 他の道路への振り代え策を探って欲しいものだ。
 - 
 - 但し「・・・名古屋は車社会。現状ではそれに逆行しかねない計画との声」
 - というのは、これは県警の専門的意見というより茶飲み話の類。



先月中日新聞朝刊にて、
- 「環境」の国を訪ねて / デンマークの生活意識 -
という囲み記事が掲載されていた。

今回の広小路構想とも関連すると思われるので、アップする。

中日新聞をスキャン 中日朝刊-H19/09/07

尚、コペンハーゲンについて興味が湧いた方は、・・・
○ Astro ・・・ コペンハーゲンへ飛ぶ
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