名古屋の街の中には、
単純な三角形 が潜んでいる。
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名古屋トライアングル・・・・・・
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では、その 「 名古屋トライアングル 」 に
チョイと
現在の鉄道路線 を重ねてみましょ。
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赤線- :
JR,名鉄、近鉄 -
黄線- :
名古屋市営地下鉄
名古屋トライアングル + 鉄道網
- 時代の移り変わりと共に、
- 名古屋の街を走る鉄道交通も大きく様変わりをする。
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- 明治末から市内を網羅していた路面電車( 名古屋市電 )は、
- 昭和49年(1974年)には廃止され、
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- 現在、代わりに街中を走るのは
- 昭和32年(1957年)から敷設され始めた地下鉄である。
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名古屋市交通局 - 地下鉄:のびる地下鉄過去 「 名古屋トライアングル 」 に気付いた人間は誰もいなかったらしく (笑)
現状の地下鉄経路を眺めれば、ほとんど噛合っていない! ・・・ あぁ残念。
でも、そうなんです ・・・
「
名古屋の街は、
著しく偏心している のではないか? 」
私がずぅ~とこの街に抱いている懸念が、そんな所にも見え隠れ。
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取合えず 「 鉄道と地下鉄との(乗換)連絡 」 で、上図の補足説明を。
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JR東海道本線は、長い間
名古屋駅 のみで地下鉄と連絡していたが、
- 現在は
金山駅 も連絡。
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- ●
JR中央本線は、
大曽根駅、
千種駅、
鶴舞駅、
金山駅 と連絡するが、
- 最終的には中央本線始発着駅である
名古屋駅 も連絡。
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- ●
名鉄(本線)も、
名古屋駅 と
金山駅 の2駅での連絡。
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- ●
名鉄瀬戸線は、
大曽根駅 と始発着駅の
栄駅 で連絡。
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近鉄は、
八田駅 と始発着駅の
名古屋駅 での連絡。
書き出した駅名を見ただけでも、その偏りぶりは判る。
何の彼の言って、・・・
終いには
名古屋駅に集束してしまう街構造 なのが見て取れる。
( ようやく金山駅が第二の玄関になった事は救いではある )
・・・
のだが、・・・ そうね、よりその姿を明確にしてみなきゃ、気分は納まらないよね。
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では、( 用意した資料は次のようなもの )
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名古屋市>名古屋市政>統計>統計なごやweb版
- >毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - の、 各年度版 「 11.運輸・通信 」
- ・ 11- 4. 市営地下鉄各駅の乗車人員
- ・ 11- 9. 名鉄各駅の乗車人員
- ・ 11-10. 近鉄各駅の乗車人員 等
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名古屋市>名古屋市政>統計>統計なごやweb版
- >統計でみた名古屋のスケッチ - の、「 市街地の整備 - 交通 」
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- 主要駅の乗車人員(乗降者数)が記載されている(H18)
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市街地の整備 - 交通(平成18年末)
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(財)名古屋都市センター:名古屋のまちづくりデータ - の、「 第3章 名古屋の成長・ストック指標 」 の 「 3.都市活動 」
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- 主要駅、各鉄道会社別の乗車人員(乗降者数)を記載(H8/13)
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交通結節点の乗車人員の推移
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- 地下鉄各駅の乗車人員(乗降者数)を記載(H7/13)
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地下鉄の乗車人員の推移
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はいっ、では発表します ・・・ これが嘘偽りのない
ヘ~ンシン の姿だ!

名古屋トライアングル + 各駅乗車人員
※ 薄い黄:
地下鉄駅、濃い黄:
地下鉄-鉄道連絡駅※ 緑:
JR,紫:
名鉄言葉は要らない、見ての通りの
偏心具合だ。
- そして、そう ・・・
- 私にとって 「 名古屋トライアングル 」 は
- 評価グラフ(バランス・シート)の一つでもあるんだね。