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名古屋トライアングル project

街に仕組まれた幾何学構造・潜在力から、名古屋のまちづくりを思考する私論ブログ

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Kashiwa★da

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2007.06
21
ダラダラと拡がってしまった現代の街は、
何もかもをそのダラダラの体内に埋もれさせてしまう。

*istDS + Sigma 10-20mm F4-5.6 道端、「 伝馬会所 札の辻 」 の銘板

「 札の辻 」とは、幕府の法令を書いた高札が立てられた四つ辻(十字路)のこと。

と言う事で、勿論のこと全国の街にその地名は残っている。
そして通常そこは 街道の基点 の地であり、
その名を探し出せば、当時最も人の往来の多い場所だった事をも知ることができる。

札の辻 解説 「 札の辻 」 解説

地図で確認したい方は、こちら。




さて、ダラダラと拡がってしまった現代の街は、
街の境界をもはっきりと判別できない程の様相を呈す。
今日、標識だけが目印である。

ここ名古屋も例外ではない。
と言うより ・・・ 山・峠・川が眼の前に立ちはだからない限り、
日本の街はダラダラと続いて行く。

・・・・・・
・・・・・・

ところで、私は 名古屋の街に正三角形 を重ねた。
○ 前回記事:名古屋トライアングル 名古屋トライアングル

この正三角形は、
鉄道敷設時(明治33年)に、当時の名古屋の街を取り囲んだ線路の、
その形に触発されたものなのだが、・・・

それは現在に至るもJR路線としてそのままの形で機能している故に、
重ねた正三角形も未だ有効であるように思う。

・・・・・・
・・・・・・

はいっ ・・・ と思えたところで、
この正三角形の頂点は、「 大曽根・金山・枇杷島 」 の三点、は見て頂いた通り。

そこで改めて、この三地点をじぃ~~~と眺めて頂くと、
まだ街がダラダラと拡がっていなかった頃の、
其々が、この名古屋の 街の出入口の地 であった事に気付かれよう。

名古屋トライアングル + 街道 名古屋トライアングル + 主要街道

中山道からの実質的な動脈路であった 下街道
及び瀬戸(瀬戸物の瀬戸)とを結ぶ 瀬戸街道 の
名古屋玄関口である 大曽根
- 現在も、JR中央本線、名鉄瀬戸線と地下鉄との連絡(乗換)駅である。

熱田の街と結んでいた元々の 本町通 と、
明治に新設された 大津通 にあっての名古屋玄関口、金山(古渡)。
東海道陸路である 佐屋街道 もここの足元(尾頭橋)が基点となる。
- 現在も、JR東海道本線及び中央本線、名鉄本線と地下鉄との連絡(乗換)駅。
- セントレア(中部空港)開港もあって、
- 名古屋玄関口としての重要性はより高まっている。

清洲の街を含め美濃方面との連絡路 美濃街道 の
庄内川畔玄関口となる 枇杷島

・・・・・・
・・・・・・

更に名古屋トライアングルを4分割してみよう。

名古屋城を含む中央の正三角形 は、
正に本来のこの名古屋の 街のコア と言える地域であり、

また東西に横たわるその底辺は、ほぼ広小路と重なり、
その両端には、言わずもがなの 名古屋駅 と、
広小路と飯田街道の交わる 新栄 が浮かび上がってくる。

・・・・・・
・・・・・・

そして、これもなかなか意味深いように思えるのだが、

この 正三角形の(幾何学的な)重心位置 はどこかと捜せば、

K10D + DA 16-45mm / F4 札の辻、西を見ると名駅の高層ビルが覗く
 
そこは ・・・ 「 札の辻 」 !!!

*istDS + Sigma 10-20mm F4-5.6 札の辻より、北を見る

若しくは (もっとドンピシャな地点は) ・・・ 

「 札の辻 」から本町通を北に上がって外堀通の一本南、
下街道と美濃街道の分岐する(合流する)四つ辻地点
(京都風に言えば 「 本町京町(本町通×京町通) 」) なのである。

K10D + Sigma 10-20mm F4-5.6 本町京町 「 南 あつた 」 の文字も見える

はい、現在の風景はものの見事にダラダラの中に埋没している。

・・・・・・
・・・・・・

が、尚更のことに、・・・ 

江戸時代頭にこの名古屋の街を設計した人間は、
何も描かれていない白い紙の上に、
まず 正三角形の線を描いた に違いない!
・・・・・・
と、その思いを強くする。
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2007.06
07
眼の前に名古屋の地図がある。

つくづく可笑しいと言うのか、面白く感じるのは ・・・
それは・・・名古屋の街中にポンッと埋め込まれている
V字形鉄道(JR)路線 である。

 名古屋の中の

それは、つまり ・・・ 

名古屋城築城でこの街が歩みだしてから、
中央本線(中央西線)が街を取り囲むように敷設されるまでの、
およそ300年 ・・・
・・・ その 300年と言う長~い年月の間の名古屋 は、
拡げた地図の中のくだんの中央本線:の内にまるっと納まっているのだから。

それはもう 「モロにバレバレ、一目瞭然、頭隠して尻隠さず」 てな感じである。

・・・・・・
・・・・・・

衛星画像(Google Earth)でも確認してみよう。
名古屋市画像の上にそのVを落としてみる。

Google Earth をキャプチャー + 加筆 ダラダラの中の

この100年余りでダラダラと拡がった街にも驚かされるが、
それよりも、300年もの間 こじんまりと保たれていた(Vの内) に
何とも言いしれぬ慈しみを覚える。


- ところで、
- 
- 「物が増えすぎて、部屋が狭くなった」とか
- 「部屋が雑然としてきたなぁ」とか
- 「どうにも部屋が使いにくいっ」 等々
- 
- で、「こりゃ、もう部屋の模様替えだ」・・・と思い立ったとしよう。
- 
- 今ある家具や電化製品や本や小物等々の置き場所を
- 「あれはこっち、これはあっちに移し変えてと・・・」
- 
- でもよし、ではあるのだけれども、
- 
- そこに 「あれがあったらなぁ・・・」 とか、或いは 「これはもう要らない」 とか
- 
- 眼にする手元の物だけに惑わされることなく、
- 全体を俯瞰できる (できれば感情移入を廃して、且可能な限り事務的な)
- そんな全く別の思考回路と言うか、ツールがあるといい。

・・・・・・
・・・・・・

- との、昔からある思い ・・・ 

そこで、はいっ!ジオメトリー(幾何学)

名古屋トライアングル 名古屋トライアングル

即ち、これは「 300年間の 」を基にした
私の考える 名古屋の街のジオメトリカル・パターン である。

現在の名古屋地図の上に、偽ることなく 正三角形を落とし込んだ もの。
・・・ これを、名古屋トライアングル と呼ぶことにした。

・・・・・・
・・・・・・

あっ、勿論っ! ・・・ 早速 名古屋トライアングル を
「 300年間の 」 にも落とし込んでみよう。 いかがだろうか?

名古屋トライアングル-明治版


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